第2次東海市健康増進計画
61/81

参考資料59 23歳OLです。女子会で久しぶりに学生時代の仲間に再会したら、友人の栄子の子どもは、もう2歳になっていて驚きました。子どもがいても、栄子は相変わらず綺麗でうらやましい。私も最近美容のために毎日お弁当作ってるよって自慢したら、「美容も大事だけど検診受けた?」って言われちゃいました。栄子は、子育て支援センターでチラシをもらってから、毎年子宮頸がん検診を受けているそうです。「託児もあるし、支援センターに遊びに行くついでに済ませちゃった。」 そういえば、私にも数年前に検診の案内が来ましたが、すっかり忘れてました。正直20代でがん検診なんて、まだ早いと思っていましたが、子宮頸がんは若い世代の方が多いと聞いてちょっとびっくり。栄子ったら「顔は化粧でごまかせるけど、健康はごまかせないわよ。」ですって。 翌日、職場でその話をしたら、隣の席の美子先輩も、今年がん検診無料クーポンがきたそうなので、昼休みに一緒にネットで調べてみました。婦人科の検診は正直抵抗ありますが、女医さんのいるところもあるし、検診の内容をあらかじめ見ることができて、ちょっと安心できました。仕事をしていても、休日受けられるところをネットで予約できるから便利ですね。丁度職場でもがん検診を勧められたこともあり、さっそく美子先輩と検診に行くことにしました。 ~数週間後~ 最近美子先輩の元気がありません。ようやく聞き出したところ、先日の子宮頸がん検診と一緒に受けた乳がん検診で、精密検査が必要と言われたそうです。「私、乳がんなのかな。死んじゃうのかな。」美子先輩は、夜もあまり眠れず、青い顔をしています。 「がんとわかるのが怖い。」と、検査を受けるのを躊躇っている先輩をなんとかしたくて、自宅で自分なりに色々調べていると、母から爆弾発言が。「私も去年乳がん検診で精密検査を受けたわよ。」 そんなこと家族は誰も知りませんでした。母が毎年がん検診を受けていたことも。 母は、マンモグラフィーに影が映ったのですが、カルシウムの固まりで良性のものだったようです。「精密検査といっても、がんじゃないこともあるし、わざわざ家族に言うまでもないと思ったのよ。それに、乳がんは早期に発見できれば治るがんなのよ。」 翌朝、さっそく母から聞いた話をしようと美子先輩を探すと、今日はお休みでした。昼休みに先輩からきたメールには「今、病院で検査してきました! 異常なしです。よかった~。昨夜保健センターの人が、心配して電話をくれたよ。精密検査や乳がんのことを色々教えてもらって、精密検査は早い方が絶対いいよって言われたから、思い切って行って来たの。心配してくれてありがと。明日の会議の準備よろしく(*・ω・)*_ _)ペコリ」 やれやれ。私も30歳になったら乳がん検診を受けないとね。その時は、母と一緒に行こうかな。主人公笑顔 咲(23歳)「あなたもつなごう 美のバトン♪」10年後のストーリー

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です