第2次東海市健康増進計画
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参考資料63 私は今年53歳。最近愛娘の咲に「お父さんと出かけるのは嫌、お腹出てるから一緒にいると恥ずかしい!」と言われショックだった。確かに今日もらった会社の健診結果は「メタボ。」妻にも耳にタコができるほどいやみを言われ続けていたが、食事は妻が作っているし、昼食は外食、大好きなお酒だけは止めたくない。さすがにまずいと思うが、具体的に何をすれば良いのかわからない。 気の重い帰り道、改札を出てふと顔をあげると“あなたにあった運動・食生活応援メニュー”と書かれたポスターが。健診結果を持っていけば自分にあった健康づくりを教えてくれるらしい。 とりあえずのつもりで出かけてみると、判定の結果、四つ葉はすべて黄色。野菜が少なく塩分・エネルギーは取り過ぎだと分かった。「えっ?ごはんの適量ってこれだけ?」「エビフライってエネルギーが高いの?」「いつもの食事って結構食べ過ぎなんだなぁ」と発見がたくさんあった。 そんなとき、友人に誘われて食事に行くと、判定と同じ四つ葉のついているいきいき元気メニューに目が止まった。「野菜がたくさんとれて、栄養バランスが良いメニュー?」メタボな私にピッタリかも、とメニューの説明を読んでいると、友人が「それ、美味いからお前も食べてみろよ!実は俺、去年の健診でメタボって言われてさあ、お袋からそのメニューを勧められたんだよな。最初はただの興味本意だったんだけど、バランス良いし、味は美味いし、これいいわ!って。家でも食生活に気をつけて、外食ではいきいき元気メニューを食べるようにしてたら、今年の結果が、ちょっとだけど良くなってたんだよね。」と強く勧めてきたので、一度挑戦してみることにした。 メニューが運ばれてきた時は、少し量が控えめな気がしたが、実際に食べてみると、野菜のおかげか、よく噛むことで、おなかも満足だった。 …1か月後。母さんがとまと記念館に行きたいというので、久しぶりに家族で外食に行くことになった。私と一緒に出かけるのを嫌がってきた咲も、息子の元気も、とまと記念館なら行くという。メニューを開くと早速四つ葉を見つけた。よし、今日は全員これにしよう!最近は“いきいき元気メニュー”の良さに気づき、見つけたら注文するようにしている。料理を食べた元気が「ふーん。親父が勧めたからどうかと思ったけど、トマトも入っていて結構美味いじゃん。」と言った。思い返してみると母さんの料理は野菜が多く、このメニューに似ている。そう母さんに言ったら、実は“いきいき元気メニュー”のレシピを近所の食生活改善推進員さんにもらって作っていたらしい。「皆で食べるのは楽しいわね。ふふ。」と母さんはうれしそうに笑っていた。 大盛りご飯をやめ、野菜を取り入れるなど自分にあった食生活に変えてみたら、少しベルトがゆるくなってきた。これからも健康を意識した生活を心がけていこうと思う。メタボが改善された友人のように自分も良くなっているのではないかと、来年の健診の結果が少し楽しみになってきた。主人公笑顔 満(53歳)「少しの意識で…」10年後のストーリー

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